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おいしすぎるユニゾン [雑誌の嵐]

昨日、何気なく見ていた「秘密のケンミンショー!!」の再放送で長野県の名物?のいなり寿司を紹介しているときにバックの音楽に「A・RA・SHI」がかかって「どうして~」と思って見ていると稲荷寿司の中にご飯といっしょに辛子を入れるそうで「アラシ~、アラシ~」と「カラシ~、カラシ~」をひっかけていたようでした。「え~~っ!」と苦笑いの午後でした。でも「嵐さんの曲使ってくれてありがとう。」


話はかわりますが、

先日の日経エンタの「嵐サウンド」についてのメンバー座談会。
その中に〈事務所きってのユニゾン集団〉という小見出しの部分があり、「嵐らしい曲」について話しているところがありました。

相葉 (エンタ!09年1月号の連載「J-POPメタル斬り」で嵐の曲について語っている部分を見つけて)ユニゾンがいいんだって。マーティ・フリードマンが…。
櫻井 タイアップ曲をくださったことないっしょ、マーティさんは。
二宮 あれ、マーティの、なかったけ?(笑)
相葉 「ユニゾンが先輩たちより多い気がする」だって。
二宮 (同じくエンターを見ながら)比重がね。「レコーディング技術の進歩とかあるから、どこまで嵐の実力かわからないけど」って「(笑)」がついてる(笑)

というところを読んでマーティ?? 
何を語っているのか知りたくなりました。

恥ずかしながら私はこのマーティ・フリードマンさんを知りませんでしたが(ごめんなさいね)、かなりの有名人 別にロックファンでない主人でさえ知ってましたから。

マーティ・フリードマン
90年代にヘビーメタルバンド、メガデスのメンバーになり、アルバムセールス1300万枚超えの世界的スーパーバンドに導いたギタリスト。その後、J-POPに興味を持ち、メガデスを脱退。活躍の拠点を東京に移し、ミュージシャンやプロディーサーとして活躍している。



マーティさんは「日経エンタテインメント!」では毎回3曲の新曲を批評するコラムを掲載していて2008年12月4日発売の雑誌に嵐の「Beautiful days」についての批評をしていたんです。

ちょっと紹介してみます

おいしすぎるユニゾンが、嵐の曲をハッピーにする理由だね

ドラマの主題歌になっている嵐の新曲『Beautiful days』を聴いたら、すごくハッピーな気分になりました。

この曲はハモリもきれいだけど、それ以上に印象的なのが、みんなで同じ高さの音を歌うユニゾンの部分です。男性5人で同じ高さの音を歌うと、クリスマスソングみたいな独特のおいしい味が出るんだよね。しかも、嵐の曲はSMAPやKinki Kidsなんかと比べても、ユニゾンのパートが多いんじゃないかな。それが彼らのキャラクターとも合っていてハッピーなイメージが出てるんだと思うよ。
しかも、彼らのボーカルはピッチがすごく正確に合っていて、“ヘタウマ”じゃない。もちろん最近はレコーディング技術も進歩してるから、どこまでが嵐のメンバーの実力で、どこまでがプロディーサーやエンジニアの修正なのかは、曲を聴いただけでは判断しきれません(笑)。だけど、“正統派”ボーカルグループの曲といっていい仕上がりになっていると思います。


相葉さんや二宮さん、この部分を読んでいたんだってわかりました。
確かにメンバーひとりひとりは全く違った声質のような気がするのに5人で合わさるととても気持ちよく合っていて、それで私たちをハッピーにしているんですね。
またこの曲は、詩の内容はちょっと悲しいところがあるけど、メロディーはとってもきれいで、優しい感じがする曲と思っていました。


この曲の間奏。ピアノソロで音が流れるような表現をしていた部分。とても気に入っていたんですが、クラシックの音階がうまく使われていたそうで、ポピュラーミュージックではめったに使われない分、すごく新鮮な印象になり普通の曲よりちょっと「おしゃれ」な感覚を強調していたそうです。だからファンの女の子は「どうしてか分からないけど、この間奏、なんか素敵!」って思っちゃうはず。
だそうで本当に思っちゃっと人がここにいます。

そして「Beautiful days」を今日は聴いていました。
もうあれから1年なんだなぁ~と、なんか早かったなぁと、感慨にふけりながら、
素敵な間奏と、そしておいしすぎるユニゾンを堪能していました。



このマーティのコラムがまとめられ単行本になったのが「サムライ音楽論」
マーティを調べていて、この人がすごく親日家として今や有名で、この本は音楽以外のことも書かれていて、とても興味が出てきたので購入しました。
これを読むと日本てなんて言い国なんだろうと、日本人でよかったって、思わずにはいられません。日本にいては気付かない日本の良さを、マーティは教えてくれました。

全く知らなかったひとりの外国人男性。
これからはとても気になる存在になることでしょう。
これも嵐さんの座談会を読んだため、嵐さんから繋がる、広がる興味の連鎖。
とても楽しいです。

この本の内容も、また紹介できたらと思っています。
サムライ音楽論.JPG

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コメント 4

magnolia

ティモシーさん。こんばんは♪
嵐くん達をきっかけに いろんな 世界が 広がっていく…ステキですね。

確かに嵐くん達のユニゾンって きれいなんですよね。5人の声が重なると『嵐』の声になる感じ?
CMとかで 新曲が流れてきても『嵐だ!』って (笑)beautifuldays…また 
聞きたくなっちゃいました♪

by magnolia (2009-12-14 22:56) 

ティモシー

こんばんは magnoliaさん

ブログを始めたのも、magnoliaさんたちとお友達になれたのも嵐さんのおかげ。嵐さ~んありがと~う!

ユニゾンって簡単そうだけど、誰かが目立ちすぎても行けないし、音程がズレてもダメだし結構難しいのかも。
嵐さんはみんなまわりのことに気を使う人の集まりだから、ユニゾンがきれいなのかな?

「Beautiful days」やっぱりいい曲ですね。
by ティモシー (2009-12-14 23:18) 

pochino

ティモシーさん、こんばんは~~~!

“おいしいお話し”、ありがとうございました。
嵐さんの声が多くの人を魅了する訳が分かる気がしますね。
ユニゾンが他のグループより多い!?
他のグループをほとんど聞いたことがないので分からないのですが、本当に5人の声が一つになると、心地よい響きになる気が致します。
何処までがミキシング技術なのかも、ちょっと知りたくなります。

マーチンさんは、翔さん主演のザ・クイズショウ第1話。哀川翔さんの恩師(?)役として出てきましたね。(多分)
その時、なんでこの人がドラマにって凄い不思議でしたが、親日家でそれも嵐さんのことをちゃんとご存じだったとは。。。。。
素晴らしいです。

本の感想も聞かせてくださいませ。楽しみにしておりま~す。

by pochino (2009-12-15 17:43) 

ティモシー

pochinoさん こんばんは~☆彡 

Beautiful daysのことを書いているので、とくに5人でのユニゾンが多いという批評になっているのかも。

あ~~ そうでしたか~。クイズショウのあの方がマーティさんだったんですね。教えてくださりどうもありがとうございます。
また見なおしてみます。
この方、相当日本がお気に入り。特に日本のJ-POPに夢中なのだそうです。

目から鱗、の話もいろいろあるのでまた感想書いてみたいです。 
by ティモシー (2009-12-15 23:40) 

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